自由帳

思いのままに徒然日記

RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZO 2019への道のり その①

今回のライジングはめちゃくちゃ色々ありすぎて良い意味でも悪い意味でも過去最高に思い出深い年になりました。なので事細かにブログに綴りたいと思います。


ライジング開催近くになって台風10号クローサ(超大型)が日本に接近。数日間、毎日台風情報や天気予報を見て憂鬱になる。8月14日、ライジング前仕事を終わらせ、日々見ていたJAL欠航情報を見るとまさかの私達が乗る便の欠航が決定していた…。私達はオフィシャルツアーなのでとりあえず申し込んでくれた友達に欠航とオフィシャルツアーから連絡はあったかの確認をすると、友達は欠航を知らなかった&まだオフィシャルツアーから連絡がなかったらしく緊急連絡先へ電話してくれる事に。この時点では正直焦りはなくて、とりあえずどうやって行くんだ…?と言う変なテンションになっていた。友達から「とりあえず今代替え便の手配をしてくれてるらしい」と連絡があって、一旦家路に着く。夜に友達から電話があり「代替え便が確保出来たけど想定していなかった便だから払った旅費+2万弱かかる」と。しかし私は2万払っても行きたかった(この日の為に辛くて泣きそうな日々も無茶な要求も飲んできた&何と言ってもナンバガライジングで見る事を何ヵ月も前から楽しみしてきた)ので「全然大丈夫だよ!」と言う話をして*1当日、まずセントレアまでの電車が動いているか(((名鉄電車は風で割りとすぐ止まる))心配なのでお互い始発で向かう事に。夜、めちゃくちゃ不安に駆られながら爪にマニキュア適当に塗って(ちゃんと塗る程の精神的余裕がなかった)明日に備えて早目の就寝。


翌日、朝4:20分に起床して電車の運行状況を確認して名鉄が動いている事に一先ず安心して、大荷物を背負って*2出発。無事にセントレアに着いて友達と合流。オフィシャルツアーのカウンターが開くまでひたすら待ち続ける私達。その間にもどんどん欠航になっていく飛行機…。本当にこの間胃が痛かった…。ようやくカウンターが開いて飛行機のチケットを受け取り荷物預りまで行ったのは良いけど、先に受け付けてもらっていた友達が私の方をめちゃくちゃ複雑な顔で見ていて「うわ…これは…」と思ったら、ギリギリの所で欠航が決定…。本気で終わったと思ったし、かなりのパニックに陥ってカウンターの人に振替便について聞きまくるも、今日飛ぶ分は全て欠航)振替が用意出来るのが17日と言われ絶望…。いや、17日に行ってたらナンバガ終わっとるやん!!と内心ツッコミつつ、とりあえず払い戻しの方向でカウンターを離れる。この時が一番精神的にヤバくて、もう行けないのかな…?今までの苦労も全て水の泡なのか…?とぐるぐる考えていた。友達とどうするか話し合い、とりあえずツアーデスクに電話しようと思ったら10時からの営業で通じず…。ただただ10時まで待ってる時間もないし、とりあえず決断しなければと言う事で、何とか新千歳へ行く方法を探る。後にお会いしたハイカーさんにこの時点でお互いに行くか諦めるかの話で揉めなくて良かったですねって言われて、その時初めてそういう事もあり得たんだ!って思ったんだけど、お互い諦めるか行くかって言う話を一つもせずに行き方を調べてたの今考えるとすごいなと思う(笑)パニックになってて陸路を調べてたんだけど、東京まで出るなら羽田から飛んだ方が早いのでは?とイマサラ気付き、調べつつもとりあえず払い戻ししなきゃとかなりの行列のカウンターへ向かう。オフィシャルツアーデスクに人が群がってたので、私も話を聞いとくかと思い、友達にカウンターに並んでおいてもらって話を聞きに行く。カウンターデスクの人はとても親切で話を濁しもしなかったので話がさくさく進んで良かった。とりあえず今持ってる航空券は無効、この時点でキャンセルするなら全額返金するし、行くならホテルや帰りの飛行機等は使える、ここから新千歳までの手配は出来るがいくらかかるかどうなるかは分からない、行くなら自力で行った方が確実だし早いとの事。カウンターに並んでる友達を呼ぶ際(お互い本名は知ってるけどHNで呼びあってる)*3めちゃくちゃ大きい声でHNで読んでしまったwけど、自力で行きますと伝えてとりあえず新幹線を押さえようとするも私がパニックで中々上手くいかなくて、まずは名鉄に乗って名古屋まで戻る間に飛行機と新幹線を押さえる事に。私が新幹線を押さえている間にお友達が飛行機を押さえてくれて*4名古屋→品川へ。流石繁忙期、変な席*5しか取れなかったけど、とりあえず指定取れたから良かった。めちゃくちゃデカい荷物を持って乗り込んで、棚に乗せようと思ったけど先に乗ってたおじさんの荷物が置いてあっておけず足元に置く…。邪魔過ぎて申し訳なかったけど、あの馬鹿デカい荷物乗せておじさんの紙袋がぐしゃぐしゃになったらと思うと乗せられなかった…。 羽田から飛行機は飛ぶのか、私達は北海道へ辿り着けるのか不安であまり眠れずに品川へ…。品川から羽田へ向かって、そこからまた飛行機までひたすら待つ。*6ケバブロール等を食べながら時間を潰して、無事に飛行機へIN!!この時は本当に感動した…。ようやく北海道へ着けるのだと…。朝からめちゃくちゃ頑張ったなぁ私達って話をしながら二人とも安心感から眠りに…。新千歳へ着いて、ホテル近くに行くバスへタイミング良く乗れてラッキーだねって話ながらライジングの情報を調べていたら、目に飛び込んできた「ライジング1日目中止だって」の文字…。しかも別のツイートから公式から19時に何かしらの発表があるとの事…。信じない、信じないぞと思っていたらまさかの公式から中止のお知らせが…。バスの中でお友達と頭真っ白になっていた所に目的地に着く…。お友達がすぐにオフィシャルツアーへ電話してくれるも繋がらず、とりあえず降りてホテルへ向かうも「マジか…マジか…」しか言えない…。キャンパー参加の予定だったので泊まる所も考えなきゃいけないし、でももし2日目開催されるなら会場までのバスには乗せてくれるかもしれない事も考えて、もし可能なら連泊しようと言う話をしてホテルへ。エレベーターでおじさんに「ライジングサン?中止になっちゃったねー。今ラジオで聞いたよ」って話しかけられてつい「名古屋から来たんです…(笑)」と言うと「名古屋から!?そりゃ大変だ…」と同情された(笑)二人とも再びのパニックに陥りながらも、フロントで「ライジングサンに行く予定だったんですけど、1日目中止になって会場でテント泊するつもりだったんですが、二日目開催されるかもしれないのでもし出来たら連泊させて欲しい」とフロントの方にはどうでも良い情報を伝えまくる私…。でもホテルの方達は本当に嫌な顔一つせず丁寧に対応してくれて、最初は部屋移動になると言われていたのに最終的には同じ部屋に連泊出来て、わざわざ手配してくれたんだなと思って本当に感謝しかなかった…。


ホテルの部屋に着いた私達は一時間ぐらい本当に何も出来なくて、ずっと虚無の時間を過ごす…。これ、本当にあの体験をした人にしか分からないと思うんだけど、何も言葉が出て来なくてただただベットで転がってるしか出来なかった…。正直、1日目に見たいのが固まってたし何より発表からずっとずっと楽しみにしてたナンバガが夢と散ったって言うのが本当に精神を削ってしまって…。夜は美味しい物食べに行こうとか話してたけど、そんな気力なくてコンビニで買って済ませる。すすきのでナンバガ大合唱(?)が起こってたらしいけど、正直そんな元気良くあるなって感じだったし(大合唱してた人達がショックじゃなかったとは言わないけど…)本当に何もない、虚無で茫然としてるばかりだった…。オフィシャルツアーからはメールしか来ないし(せめて電話に出るとかするとかあるし、この時点でキャンパーは宿等どうするのかとか何も説明がなかった)二日目は朝の5:30分に開催か否かの発表がある*7との事だったけど、天気予報とか見る限り絶望的過ぎて私の中では「どうせ中止なんだ…だって5時に天気見て30分で開催か決めれるか…?もうどうするか99%決まってて発表を先延ばししてるんや…」と拗ねまくって就寝。


さあ、ここまで莫大なお金と労力をかけて北海道まで辿り着いた私達の運命や如何に!?って事でその②へ続く。


余談だけど、私達はもう何年も一緒にライジングに行ってて毎年何かしらのネタが出来るんだけど、この日あるきっかけで私達の中でここ数年で断トツ一位の爆笑ネタが出来上がって、1日目中止で全ての気力が失われてる時もその話してる時だけは涙が出るほど笑って明るくなれた…(笑)

*1:友達も「お金かかるけど行くよね?JTBの人もお連れ様の事もありますので…って言われたけど、連れも同じ気持ち(お金かかっても行く)だと思います」って答えたと言っていた笑。いや、本当にその通りだしね。

*2:毎年ガチの大荷物で引かれる…

*3:出会いがインターネットなので…笑

*4:お友達が「高額チケットです!って言ってくる!うるせー!」って言っててめちゃくちゃ笑った

*5:離れた席のB二席

*6:直前だったので良い時間の飛行機が取れなかった

*7:朝5時の気象庁発表を見てから会議→正式に発表の流れ